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商標申請サポート
【ブランディングと商標】
近年、社会のニーズの多様化に伴い、自社の商品やサービスのコンセプトを明確にして、特定の顧客層の関心を獲得しようとするブランディング戦略が注目されています。
ブランドと言えば、かつては大企業にしか当てはまらないようなイメージがありました。しかし、現在では、メディアの多様化に伴って、多額の広告宣伝費を投じられない中小企業でも、自社のWebサイト、SNS、口コミサイト等を通じて、情報を発信し、拡散できるようになりました。このため、中小企業も、広がり易いネーミング等を考えて、積極的に情報発信するようになってきています。
そこで、ブランディングとの関係で、あらためて価値が見直されてきているのが商標登録です。
例えば、今、若い女性に、「スマートフォンで中古品を売買できるフリーマーケットがあるのを知っていますか?」と聞くと、多くの口から「メルカリ」という言葉が出て来ると思います。聞き慣れない言葉ですが、短くて覚えやすいネーミングですね。
調べてみると、「メルカリ」というのは、株式会社メルカリの登録商標で、登録されたのは2013年7月でした。驚くことに、「メルカリ」という登録商標は、登録から僅か1年半で、日本の若い女性の間で、スマートフォンを用いて行われるフリーマーケットの代名詞として認知されつつあるのです。商標登録を怠っていれば、たちまちネーミングを模倣されていたでしょう。
もう一つ注目すべきは、この会社が、商品に社名をつけて商標登録していることです。これは、社名の保護だけではなく、商品がヒットすれば、会社名も認知されるというシナジー効果を狙ってのことかもしれません。
同様の例として、最近、ビジネスの現場で利用が広がっているチャットツール「ChatWork」も、やはり社名商標です。
一方、テレビで、「世界遺産劇場」と題して、日本にある世界遺産を舞台に、一流アーティストがライブを披露する番組をご覧になった方も少なくないと思います。過去には、Misiaさん、山崎まさよしさん、秦基博さん、クリス・ハートさん、郷ひろみさんといった実力派歌手が出演されています。この「世界遺産劇場」というネーミングは、ある先見の明のあるイベント企画会社の社長が、富士山が世界遺産の暫定リストに登録される約半年前に、商標出願したもので、当事務所の代表が出願のお手伝いをさせて頂きました。出願当時は、このネーミングに、どれほどの価値があるのか見当がつきませんでしたが、その後、約5年を経て、富士山が世界遺産に登録され、世界遺産ブームが起きたことは記憶に新しいと思います。
貴社も、自社の商品やサービスに、口コミで広がりやすいネーミングを考えて、商標登録してみませんか。当事務所は、貴社を代理して、特許庁へ商標出願手続を行います。
【サポートの流れ】
1 貴社の商品・サービスの内容と出願したい商標について、電話、メール又は面談で、打合せをさせて頂きます。
2 類似した既存の登録商標がないかを当事務所で調査いたします。
3 出願手続きを行います。
【サポート料金】
1区分 |
55,000円 |
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2区分目以降 |
44,000円/区分 |
実費は含まれておりません。